めぐるぐる日々。

わたしの日常をつらつらと。

日々の、なんでもないこと。でも、なんでもあること。 かきかきしたいと思っちゃったのさ。

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バンフにきてから3ヶ月、カナダにきて6ヶ月がたちました。
日本からでてきてちょうど、半年ということになります。折り返し地点。
語学学校3ヶ月。働きはじめて3ヶ月。なんだかきりのいいところで、わたくし、vacationをとることにいたしました。

ひらしまにしてはとってもとってもいい天気で(そうわたしは言わずと知れた、雨女)、あったかい日に出発することができまして、もう、それだけでうふふな1日でございました。目的地までおよそ13時間バスにゆられていくのですが、なんてったってとっても気持ちいい日でしたので、なんのその。休憩でバスを降りるたびに、「うああ、わたし、旅してるわあ」って、でっかい山と澄んだ空気を胸いっぱい吸い込んで嬉しくなって、気づいたら懐かしのバンクーバーに到着しておったのでございます。


振り返ってみればこの6ヶ月、怒涛のように暮らしてきたなあと思うわけです。日本の皆さまや働いてらっしゃる方々からすれば、こんなの怒涛でもなんでもないとは思うんですけど、わたしなりに怒涛だったわけです。その折り返し地点の7ヶ月目にお休みをいただいて、ゆっくり生活してみること、もういっかいこれからの半年について考えてみること、日本に帰ってからのことを考えてみること。自分にとっては大事な時間なのかも〜って感じています。まったく贅沢なおはなしなんですが。ここ3ヶ月は仕事に慣れること、に必死だったけど、ふっと自分を客観的に見たら「ふむ。方向転換するならいまだなあ」って。

働くってなんだろう、って漠然と大学卒業を目の前にした頃から考えていたのですが、やっぱりここでも考えることはおなじ。こちらでまがいなりにも働くようになって、より現実的に「働く」ってことについて考えるようになりました。仕事に割く時間と収入の関係、仕事の質ややりがい、生活の質とモチベーション。お金を稼げればそれでよいのか。お金を稼ぐために割く時間に比例して減る、自分の時間。お金は増えるけど、本当は何したかったんだっけ〜なんて、むなしすぎる。

大学生の頃は、「自分にしかできないこと」をさんざん探していたように思います。とくにどんな仕事があるのかも真剣に探しもしないけど、ただ呆然と、「ご縁があれば仕事にはありつけるだろう」なんて思ってました。自分がやりたいことを見つけてからじゃないと、仕事にもつきたくないって。
もちろん、いまも「自分にしかできないこと」を探して、考えてないわけじゃないんだけど、いまはすこしだけその考え方が変わってきたかなあって。

少なくとも、自分に合う仕事や自分にしかできないこと、なんてない。その仕事が自分に向いてるか、向いてないかを考えるほど、そしてそれを判断できるほどの経験が自分にはない。仕事を選ぶ権限がない、とまでは言わないけれど、自分で選り好みするほど自分の価値は高くないだろう、と思う。

だからといって、自分が全くやりたくない仕事を選ぼう、というわけじゃないんだけど、「つべこべ言わず働け」ってもう一人の自分がいっている気がするわけです。
自分がやりたいこととか、やりたくないこと。自分に合う仕事とか合わない仕事。そんなの、わかんない。わからないから、わからないなら働けって。そういう話なのかな〜って。

そんなことを思いながら、目標みさだめ直しの時期です。
日本に帰ってからの動きも含めて、この時間にじっくり考えるつもりです。考えたからって、計画たてたからって、その通りにならないこともわかってんだけどね〜。でも、考えるってたのしいからさ〜、考えることにしますね〜

るんたった るんたった。